Print

USB-506 CV-Monitor
ユーザーズマニュアル

USB-506 CV-Monitor メインイメージ

概要

USB-506 CV-Monitorは下記製品の専用アプリケーションです。

本アプリケーションはWindows上で動作し、Windows 11 および Windows 10 に対応しています。USB経由で測定された測定値(電流または電圧)をリアルタイムで表示、ロギングすることができます。主に以下の機能を備えています。

アプリケーション上で表示可能な測定データの最大件数は50万件です。ただし、設定画面にて「CSVファイルに保存」を有効にし、「チャート表示」および「ログ表示」を無効に設定することで、50万件を超える測定データをCSVファイルに保存することが可能です。

CSVファイルに保存可能な測定データの件数は、数百万件程度が一般的ですが、PCのメモリ容量やストレージ性能などにより影響を受けるため、実機にてご確認いただくことを推奨いたします。

インストール方法

OSがWindows 11の場合で説明します。

  1. CD内の“Setup_USB-506 CV-Monitor Ver*.*.exe”を実行します。
  2. ユーザー アカウント制御のダイアログが表示されます。【はい(Y)】をクリックします。
  3. インストーラが表示されます。【次へ(N)>】をクリックします。
    インストール方法説明画像1
  4. ファイルのコピー先フォルダを指定し、【次へ(N)>】をクリックします。
    標準フォルダ名は、”HuMANDATA¥USB-506 CV-Monitor”です。ファイルのコピー先フォルダを変更した場合に【標準フォルダ名の付加(D)】が有効になります。
    インストール方法説明画像2
  5. コピー準備の完了の画面が表示されます。内容を確認し、【次へ(N)>】をクリックします。必要に応じて“デスクトップ上にショートカットを作成する(D)”にチェックしてください。初期状態のチェックはオフです。
    インストール方法説明画像3
  6. インストールが実行され、インストールの完了画面が表示されます。【完了】をクリックしてインストールウィザードを閉じます。
    インストール方法説明画像4

アンインストールの方法

OSがWindows 11の場合で説明します。

  1. 設定>アプリ>インストールされているアプリを開きます。一覧からUSB-506 CV-Monitorを選び右側【…】から【アンインストール】をクリックします。
    アンインストール方法説明画像1
  2. ユーザー アカウント制御のダイアログが表示されます。【はい(Y)】をクリックします。
  3. アンインストールの実行の確認画面が表示されます。 【はい(Y)】をクリックします。
    アンインストール方法説明画像2
  4. アンインストール完了の画面が表示されます。 【閉じる】をクリックします。
    アンインストール方法説明画像3

本アプリケーションの設定ファイルは、アプリケーションを再インストールした後も引き続き参照できるよう、アンインストール時には自動削除されません。設定ファイルが不要な場合は、以下のファイルを手動で削除してください。

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\HuMANDATA\USB-506\USB-506.ini

使用方法

メイン画面

使用方法メイン画面イメージ1

上部メニュー【ファイル(F)】をクリックすると表示されます。

項目 内容
設定の保存(S) 現在の設定を設定ファイルに保存します
設定の読み込み(R) 設定ファイルを読み込みます
CSV保存(V) 手動でCSVファイルを保存します。設定画面のCSVタブ内の「CSVファイルの作成」にチェックされている場合に有効です
CSVの設定」の項を参照してください
終了(X) アプリケーションを終了します

使用方法メイン画面イメージ2

項目 内容
ポート 接続/切断 製品と接続、切断します。プルダウンメニューで製品が接続されているポートを選択してください
測定開始 測定を開始します。製品と接続が確立されている時にボタンが有効となります。測定中は上部メニューが非表示となります
測定停止 測定を停止します
ロギング回数 ロギング回数が表示されます
バッファメモリ バッファメモリの使用状態を表示します。
PCのスペックや設定されたサンプリング周期により測定データの保存が間に合わない時に一時的に保存されます
▼/▲ チャート/ログ表示画面の表示/非表示を切り替えます

チャート表示画面

チャート表示画面です。プロット数は最大500,000ポイントです。
チャート表示画面説明画像1

項目 内容
縦:☑ 自動スケール チェックされている時、縦軸のスケールが自動で設定されます
最大値 縦軸の最大値を設定します。自動スケールにチェックされていない時に有効です
最小値 縦軸の最小値を設定します。自動スケールにチェックされていない時に有効です
横:測定中自動スケール 横軸のスケールを手動で変更したい場合、測定停止中または一時停止中に設定を変更できます

測定中は自動的に横軸の値が設定されます
[ロギング周期が1秒以下の場合]
約1秒毎にチャートが更新される値が設定されます

[ロギング周期が1秒以上の場合]
設定値は10固定となりロギング周期毎にチャートが更新されます
更新 縦軸、横軸の設定入力後にクリックするとチャートが更新されます
<< / >> 横軸が左右に移動します。測定停止中または一時停止中の時に有効です
☑ スケーリング値 チェックあり: 縦軸がスケーリング値となります
チェックなし: 縦軸が測定値となります
一時停止 チャートを一時停止します
保存 現在のチャートをビットマップ形式に保存します

ログ表示画面

ログ表示画面です。最大500,000回数分が表示されます。
ログト表示画面説明画像1

設定画面

上部メニューバー【設定(S)】をクリックすると表示されます。

基本(製品選択:USB-506A)

設定画面基本説明画像1

項目 内容
製品選択 USB-506Aを選択します。USBドライバをインストールして製品を接続した場合は自動的に選択されます
サンプリング周期 サンプリング周期を設定します。単位はx10 [ms]です。
ロギング周期 ロギング周期の定数を設定します。ロギング周期はサンプリング周期の乗算値となります
計算 ロギング周期[ms]の値が算出され、右側に結果が表示されます
ロギング回数 ロギング回数を設定します。“0”設定時は測定停止ボタンを押すまで連続して測定します
測定開始タイマ
☑ 有効
指定日時に測定開始する場合にチェックし日時を設定します
自動再測定 ☑ 有効 ロギング回数到達後、自動的に再測定する場合にチェックします
繰り返し回数 自動再測定の繰返し回数を設定します
“0”設定時は測定停止ボタンを押すまで連続動作となります。設定値の上限は10,000回です
例えばロギング回数を1,000回、繰り返し回数を10回に設定し、測定開始すると1,000回×11回の測定を自動的に行います
再測定開始
タイマ
再測定を開始するタイマを設定します。単位は[sec]です。“0”設定時は無効です。設定値の上限は86,400秒(24時間)です

注意
長時間ロギングする場合、Windowsの電源設定でスリープ状態とならないように設定した後、測定開始することを推奨します。測定中にスリープ状態となり通信が切断されると、エラーが発生して正しく測定できない場合があります

スケーリング、表示(製品選択:USB-506A)

設定画面チャネル説明画像1

項目 内容
スケーリング スケーリングの範囲を設定します。
小数点、マイナス値の入力が可能です。スケーリング値の最大桁数は7桁です。
小数点以下の桁数は合わせる必要があります。
単位 単位を設定します。最大文字数は5文字(内全角1文字)です
オフセット オフセットを設定します。小数点、マイナス値の入力が可能です。測定した値に加算して表示、ロギングされます
設定値表示色 設定値の表示色を設定します。チャートの線色も設定されます。
☑ チャート表示 チャート表示する場合にチェックします
☑ ログ表示 ログ表示する場合にチェックします
測定値の小数点以下 測定値の小数点以下の桁数を設定します
Language 言語表示を日本語または英語から選択します。
基本(製品選択:USB-506V)

設定画面基本説明画像USB-506V1

項目 内容
製品選択 USB-506Vを選択します。USBドライバをインストールして製品を接続した場合は自動的に選択されます
電流計測 外付けのシャント抵抗をつけて電流を測定する場合にチェックします。メイン画面の測定値は電流値表示となります
シャント抵抗 外付けのシャント抵抗の値を入力します。
サンプリング周期 サンプリング周期を設定します。単位はx10[ms]です。
ロギング周期 ロギング周期の定数を設定します。ロギング周期はサンプリング周期の乗算値となります
計算 ロギング周期[ms]の値が算出され、右側に結果が表示されます
ロギング回数 ロギング回数を設定します。“0”設定時は測定停止ボタンを押すまで連続して測定します
測定開始タイマ
☑ 有効
指定日時に測定開始する場合にチェックし日時を設定します
自動再測定 ☑ 有効 ロギング回数到達後、自動的に再測定する場合にチェックします
繰り返し回数 自動再測定の繰返し回数を設定します
“0”設定時は測定停止ボタンを押すまで連続動作となります。設定値の上限は10,000回です
例えばロギング回数を1,000回、繰り返し回数を10回に設定し、測定開始すると1,000回×11回の測定を自動的に行います
再測定開始
タイマ
再測定を開始するタイマを設定します。単位は[sec]です。“0”設定時は無効です。設定値の上限は86,400秒(24時間)です

注意
長時間ロギングする場合、Windowsの電源設定でスリープ状態とならないように設定した後、測定開始することを推奨します。測定中にスリープ状態となり通信が切断されると、エラーが発生して正しく測定できない場合があります

スケーリング、表示(製品選択:USB-506V)

設定画面チャネル説明画像USB-506V1

項目 内容
スケーリング スケーリングの範囲を設定します。
小数点、マイナス値の入力が可能です。スケーリング値の最大桁数は7桁です。
小数点以下の桁数は合わせる必要があります。
単位 単位を設定します。最大文字数は5文字(内全角1文字)です
オフセット オフセットを設定します。小数点、マイナス値の入力が可能です。測定した値に加算して表示、ロギングされます
設定値表示色 設定値の表示色を設定します。チャートの線色も設定されます。
☑ チャート表示 チャート表示する場合にチェックします
☑ ログ表示 ログ表示する場合にチェックします
測定値の小数点以下 測定値の小数点以下の桁数を設定します
Language 言語表示を日本語または英語から選択します。

CSVの設定

CSV説明画像1

項目 内容
☑ CSVファイルに保存 測定結果をCSVファイルに保存する場合にチェックします
CSVファイルの保存先を設定します
開く CSVファイルの保存先フォルダを開きます
ファイル名 CSVファイルの名前(拡張子は除く)を設定します
保存方法 CSVファイルの保存方法を設定します
  • 測定毎に新規作成 (ファイル名:自動設定):
    CSVファイルの名前は、ファイル名_(日時).csvの形式で自動的に設定されます
    例)USB-506_Measuring_Data_20250423113445.csv
  • 測定毎に新規作成 (ファイル名:手動設定):
    測定を停止するたびに保存ダイアログが表示され、CSVファイル名を手動で入力できます
  • 同一ファイルに追記:
    ファイル名で指定したCSVファイルに測定結果が追記されていきます
  • ファイルメニュー内のCSV保存ボタンにより任意のタイミングで保存:
    任意のタイミングで手動でCSVファイルを保存する場合に選択します
時刻フォーマット 時刻フォーマットを設定します
区切文字 CSVデータの区切り文字を設定します
ヘッダーの挿入 CSVファイルの1行目にヘッダーを挿入する場合は、「する」を設定し、ヘッダーの内容を指定します
例1)要素名 + ロット番号(セルF1をロット番号「12345」とする場合)
Count,Date,Time,CH1[mA],Scaling,12345

例2)ロット番号のみ(セルA1をロット番号「12345」とする場合)
12345

CSVファイルのフォーマットは下記の通りです。
[ロギング回数、日付、時間、測定値、スケーリング値]

電流値の単位は[mA]、電圧値の単位は[V]です。以下に、CSVファイルの出力例を示します。

スケーリング、表示」タブ内の「チャート表示」および「ログ表示」を無効に設定することで、50万件を超える測定データをCSVファイルに保存することが可能です。

CSVファイルに保存可能な測定データの件数は、数百万件程度が一般的ですが、PCのメモリ容量やストレージ性能などにより影響を受けるため、実機にてご確認いただくことを推奨いたします。

ヘルプ

上部メニュー【ヘルプ(H)】をクリックすると、本マニュアルへのリンクおよびバージョン情報の画面が表示されます。

設定ファイルについて

設定ファイルは、アプリケーション終了時に自動的に下記の場所へ保存されます。
次回アプリケーションを実行する際には、この設定ファイルが読み込まれ、前回の設定内容で実行されます。

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\HuMANDATA\USB-506\USB-506.ini

本アプリケーションの設定ファイルは、アプリケーションを再インストールした後も引き続き参照できるよう、アンインストール時には自動削除されません。設定ファイルが不要な場合は手動で削除してください。

他のPCで設定ファイルを読み込む場合は、”ファイル(F)>設定の保存(S)”で任意の場所に設定ファイルを保存します。他のPC側で”ファイル(F)>設定の読み込み(R)”で保存した設定ファイルを読み込みます。
設定ファイルについて説明画像1

コマンドライン引数を使用した自動測定

コマンドライン引数を使用することで、以下の一連の動作を自動で実行できます。

  1. アプリケーション起動
  2. USB接続
  3. 測定開始
  4. 規定回数の測定完了
  5. 測定値をCSVファイルに保存
  6. USB切断
  7. アプリケーション終了

実行前に「4.4.設定画面」で「ロギング周期」や「CSVファイルに保存」等を設定する必要があります。

コマンドライン引数は、以下の方法で設定できます。

<使用方法>

C:\Program Files (x86)\HuMANDATA\USB-506 CV-Monitor\USB-506 CV-Monitor.exe [COM番号] [測定回数] [オプション]

規定回数の測定完了後にアプリケーションを自動で終了させる場合は、[オプション]に "/s" を指定します。

<実行例>

C:\Program Files (x86)\HuMANDATA\USB-506 CV-Monitor\USB-506 CV-Monitor.exe 5 10 /s

アプリケーションを起動 → COM5接続 → 10回分の測定値をCSVに保存 → COM5切断 → アプリケーションを自動で終了

参考資料について

改訂資料やその他参考資料は、必要に応じて各製品の資料ページに公開致します。

また下記サポートページも合わせてご活用ください。

改訂記録

日付 バージョン 改訂内容
2026/03/13 1.5 ・「4.5. ヘルプ」メニューの更新
・「4.7. コマンドライン引数」の追加
2025/10/14 1.4 ・アプリケーションを全面的に刷新
・CSVファイル保存のオプション機能を追加
2023/07/01 1.3 ・言語切り換えにより英語表示に対応
・ステータスバーを追加
2023/04/19 1.2 ・自動自動再設定、時刻フォーマットを追加
・サンプリングとロギング周期を各々設定できるように対応
2023/02/20 1.1 スケーリングの設定を拡張
2022/09/13 1.0 初版発行