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USB-026とCPLDで検査システムを組む |
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FTDI社のUSBチップ、FT245Bを使いやすい形で高速絶縁したUSB-026と、MAX-IIをもちいて簡単な検査治具を組んでみました。 USB-026とMAX-II搭載のブレッドボードACM-001-1270を使用しました。 |
USB-026のINSTB#とOSTB#を直結すると、ちょうどSPIのようにつかえ、COMポートからデータを送信すると、エコーバックに読み出しデータが返ってきます。 1バイトで1ビットと効率が悪いですが、ソフトウエア上の扱いがとても簡単だと思います。 USB-026は絶縁型なので、実験部分の電源を落としても、Windows上からCOMポートは消えることが無く、通信ソフトなどのアプリケーションを終了するなどが不要な点は、思いのほか便利かと思います。 |
実験風景![]() |
アプリケーション画面例![]() |
注)USB-026では、通信速度は無効です。 |
SPI波形例![]() (USB-026はデフォルトで5Vインタフェースであるので、直列抵抗を挿入しています) |
ここで、LD:LOAD信号、SCK: クロック(INSTB#とOSTB#を直結)、SDI(リードバック)、SDO:設定(送信)データ。 上の例では、33bit(+1bit)を約50[uS]でやりとりしています。 |
CPLD(MAX2)の内部回路は公開いたしませんが、SCKに乗せてデータを受け取ると同時に返すもので、シンプルなものです。 |
以上みなさまのご参考になれば幸いです。 |
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